USB5v 超高演色LEDテープについて

USB5vで使える演色性の高いLEDテープのご紹介です。
現在、20本程度を作成中で、1本4,500円で販売します。
募集はTwitterでしますので、フォロー頂くと募集タイミングがわかると思います。
開催場所を問わず、ねんど会参加者へは特典がありますので、その旨申し添え下さい。

—————————–

フィギュアの展示等でLEDを使う方が増えてきましたが、光の青みが強いので若干不健康に見えてしまうのがLEDの難しいところ。
撮影用の蛍光灯とかでは、だいたい色温度は5000K~5500Kが多いようですが、旧型のLEDテープを作っていた時に使ってたLEDチップが5000~6500Kと、どうも肌が不健康に見えるのが悩みでした。

現在の仕様で使っているチップのスペックは下記の通りで、通常のLEDチップと比べると肌の色がキレイに見えます。
サイズ   :5050
明るさ   :17lm
色温度   :5000K(昼白色)
消費電流  :60mA
演色性   :Ra95 ←この数字が100に近いほどいい

このLEDチップをテープ基板に手作業でハンダ付けし、LEDテープを作成しています。

最終的には、下記のような感じのものになります。
LEDテープ長:50cm(LED30個)(LED1個単位(約1.7cm)で切断可能です)
LEDテープ幅:8mm
コネクタ  :USB
ケーブル長 :約1m
5050のLEDチップを使っているので、それなりに電力消費は大きいです。
13000mAのUSBバッテリで1本あたり7時間くらいの照射が可能です。
自分はAmazonでANKERの20100mAのバッテリを使ってます。
【Amazonリンク】Anker PowerCore 20100 (20100mAh 2ポート 超大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 A1271012

あと、消費電力が大きいので発熱もあり、通常の両面テープだと剥がれてきますので注意してください。
自分は業務用のを使用していますが、下記リンクのような両面テープであれば、大丈夫だと思います。
【Amazonリンク】(2本セット) 車用両面テープ 3M巻き 超強力 耐水 耐熱 粘着 テープ DIY 接着用品 構造用接合 両面テープ 補修パーツ 幅5mm×長さ3m×厚さ1mm

で、これを展示台に組み付ける訳ですが組み付け方は色々ありまして、幾つかご紹介します。

続きを読む

LEDチップの選択と「新型USB5V LEDテープ」について

LEDチップの選択に苦心しています。

現在使用しているLEDチップは5050サイズの超高輝度白色LEDを使っていますが、若干青みがあるようで肌色が多いフィギュアの場合、不健康に見えるという話を頂きます。
(自分は色弱なせいか、そこら辺の細かい色味になると弱く、イマイチ判別がつかなかったりします。)

現在使っているLEDチップのスペック的には、
サイズ:5050
明るさ:23lm
色温度:5000~6500K(白色)
消費電流:60mA
演色性:Ra不明
という感じで輝度的には充分ですが、若干色温度が高いですし、演色性の数値(Ra)は記載ありません。

演色性というのは「物体の色の見え方に及ぼす光源の性質」の事で、「”演色性の良い光源”とは一般に色の見え方の良い特性を持つ光源」だそうで、「演色性のいい光源を使うと、光源の特性によって色の見え方が違わない様になる」っぽいです。
例えると「普段我々が見る物体は、太陽光に7色の光(虹ね)が含まれているので極彩色に見える。太陽光の光の成分に近い光源がいい光源。光源に赤色の光が無い場合は赤い物体を照らしても赤く見えない。」ということと理解してます。(この理解で合ってるかどうか不明です。)
で、このRaの値が高いほど自然光に近い見え方になるという事らしいです。
# 高演色LEDにも電球色とかがあるのがイマイチ理解できませんが、普通の白熱球とLEDの比較なんでしょうかね。

ちなみにRa値毎の利用対象は下記の様な感じらしいです。
Ra20~:公園、屋外駐車場
Ra40~:廊下、階段
Ra60~:体育館、食堂、エントランスホール
Ra80~:オフィス執務室、ショーウインドウ、住宅
Ra90~:美術展示品、診察室、理美容室(毛染め)

となると、我々が制作しているフィギュアは美術品の範疇にありますので、Ra90以上が望ましいと。

色々探した結果、都内某所で見つけたのが以下のスペックのLEDです。
サイズ:5050
明るさ:17lm
色温度:5000K(昼白色)
消費電流:60mA
演色性:Ra95
現在のチップに比べて「若干暗く」「昼白色寄り」「超高演色」というモノになります。

試作用に30個だけ購入しましたが30個で約2000円という超お高いチップです。
今まで使っているLEDと比べてかなり価格差があります。
LEDテープ1本3000円という価格に収まらない感じです。

しかしながら、照明として比較をしてみると従来品と比べてとてもいい感じに見えます。
(画面だとイマイチ差がわからないかもしれません。実物を確認したい方は、ねんど会の時にお声がけ頂ければご覧頂く事ができると思います。)

旧新

左:従来品 右:今回の試作品
どちらも手前上方からLED照射。iPhone6sで撮影。

なんとかメーカーから直接輸入できたので、1.5倍くらいの価格差に抑えられそうです。
手作業での半田付けなのは変わらず少量生産の状況は続きますが、WF等のイベントで販売する予定ですのでよろしくお願いします。
また、どのイベントで販売するかは、Twitterで告知しますのでご確認ください。

プラダン展示台 次の展開

プラダン展示台ですが、次の展開の検討をしています。

バリエーション展開を考えた場合、

  • 1段のバリエーション
    →1段目:高さ40cm(110cm)、奥行き30cm
    →背面 :高さ+35cm(145cm)、奥行き5cm
    デカいものをバーン!としたい場合。上から顔出せるくらい。
  • 2段のバリエーション
    →1段目:高さ40cm(110cm)、奥行き20cm
    →2段目:高さ+25cm(135cm)、奥行き20cm
    →背面 :高さ+35cm(170cm)、奥行き5cm
    普通のフィギュアを4つぐらいまで展示したい場合。顔出しなし。
  • 3段のバリエーション
    →1段目:高さ20cm(90cm)、奥行き10cm
    →2段目:高さ+15cm(105cm)、奥行き10cm
    →3段目:高さ+15cm(120cm)、奥行き10cm
    →背面 :高さ+35cm(155cm)、奥行き5cm
    小物を沢山展示したい場合。ギリギリ顔出しありぐらい。

あたりかな、と思っています。
※()内の高さは標準的な会議机の高さを70cmとした場合の高さです。

続きを読む

Windowsのファイル自動バックアップ

HDDの故障等によって失われると困るデータって、誰にでもありますよね。
私も自炊したマンガのスキャンデータが失われると大変困るので、内蔵HDDから外付けHDDにバックアップしています。
しかしながら、自炊したデータは日々増えていくので手動でバックアップをするのも面倒。
なので、バッチファイルを作成してタスクスケジューラに登録し、PCが起動している間は変更差分を勝手に内蔵HDDから外付けHDDにバックアップしています。

転用すると「タブレットPCで作業中のデータを外付けHDDやNASが接続されたら自動的にバックアップ」といった使い方ができます。
# Surfaceが壊れてZBlushのデータがロストし、WF直前に大惨事になった某氏の様な事は避けられるはずです。

今回は、そのやり方をご紹介したいと思います。
なお、フォルダの指定を間違ったりした場合は、データが消える可能性もありますので、慎重に作業しましょう。
読んでみて「やっぱわかんねーな」って人は、ねんど会等で聞いて下さいw

# 実行にはrobocopyというツールが必要です。
# コマンドプロンプトでrobocopyと実行してみると導入されているかわかります。
# (最近のWindowsだと標準で入ってるっぽい?)

続きを読む

USB5Vで使えるLEDテープの話

ねんど会でお会いした方はご存知かと思いますが、ここ数年のねんど会ではずっーーーーっと半田付け作業をしています。

「イベント会場って暗いよね。電源借りるとお金かかるし、なんかいいの無いかね。」
「USBバッテリも普及してきたし、USBバッテリで駆動する照明でも作るか!」
って事が発端で作り始めました。

最初の頃は5Vで光るLEDテープを探してきてUSBのケーブルをはんだ付けするだけだったんですが、光量が十分でなかったのかイベント会場では近づかないと照明の効果がわからず、遠目に見るとそれほど目立たないのが課題でした。
それからLEDテープを作っている業者さんが5050チップLEDを付けられる基盤を販売し始めまして、5050であれば十分な光量を得られると思い試作したのが今のバージョンに近いものです。
「近いもの」というのは、LEDはメーカー毎に同じ昼白色でも微妙に違っていたり下手をするとロットで違ってたりで、どのチップLEDを使うか結構迷いました。
日本製はそこら辺は安定していますが高いのが難。中国製と日本製の価格差は5倍ぐらいありますので、現在は中国のとある業者から輸入している状況です。
相変わらず業者さんでは半田付け済みの5Vの5050LEDテープは売っておらず基盤のみの販売とのことで、ねんど会で半田付けする日々という現在に至っているという感じです。

IMG_0504
写真は半田付け作業の様子w

続きを読む

プラダン展示台 現在の状況

プラダン展示台の進捗状況です。

 

現在、業者の方と3回ほど打合せをしまして、5mm厚プラダンでのカットサンプル品を受け取り、組み立ててみた所です。

(本来なら4mm厚プラダンで作るのですが、業者の方に在庫が無いとのことで、5mm厚でカット下さいました。)

IMG_0813 IMG_0809

 

価格ですが、最終的に出てきた見積が1個当たり6000円となりました。

プラダンのカットは大型のカッティングプロッタで行うので、金型を作った時みたいにロットで大量生産したら大幅に価格が下がるものでもないそうで、それよりもプラダンの余りの方が価格に撥ねるとのこと。

今回発注する業者さんには、とても頑張って頂いて1ロットが4個単位でも単価6000円としていただきました。

4mm厚プラダンのカットサンプルの組み立てをして、問題無ければ生産に入る予定です。

続・プラダン展示台

前の投稿でご覧頂いたプラダン展示台を昨日の「カントーねんど会【さいたま】」へ持ち込み、展示しました。

IMG_0767IMG_0765

 

何名かの方に興味を持って頂き、先日ツイートしたプラダン加工業者への発注に向けて、そこそこ個数が集まってきた感じです。

業者発注した場合の価格としては、上記写真の展示台1セット(LED照明は展示台に含みません)で、

  • 5セット発注した場合:単価8000円
  • 10セット発注した場合:単価6500円

という見積もりを業者から頂いています。

 

で、締め切りを設けて募集→業者発注という流れにしようかな、と。

 

以下が募集要項ですので、ご確認の上、ご連絡ください。

続きを読む

プラダン展示台

マルチパネルラックの展示台も少し飽きが来たのと、使ってる人が多いのと、重いのとでTFで見かけたプラダンの展示台を真似して作ってみた。

全部でプラダンを1800mm x 900mmのプラダンを全部で2枚半ぐらい使って出来たのがコレ。

IMG_0585 IMG_0592

幅45cmの二つにセパレートして使う事も可能で、卓幅が180cmのWFだと45cm x 2個、卓幅が90cmのTFだと45cm x 1個とかで使えます。

 

折り畳んだら、こんな感じ。(青いのはサイズ比較用の養生テープ)

IMG_0598

続きを読む

11/10 – 11/22 バイク旅反省と総括

■日程

●宿泊計画

当初計画:東京→浜松→伊勢→舞鶴→松江→広島→倉敷→高松→大阪→奈良→名古屋→熱海→東京

実際:東京→浜松→浜松→松阪→舞鶴→松江→広島→倉敷→高松→大阪→奈良→豊田→熱海→東京

結果として浜松の実家での雨で一泊増えたものの泊数としては計画11泊に対して12泊とほぼ予定通り。

これほど長い休みはそんなに取れないだろうから、次のタイミングでは7日休暇の5泊ぐらいで計画する感じになると予想。

 

●観光日程

バイクで移動する時間と観光する時間の両立は難しい。

10時の出発から17時の日没&観光各所の終了までの7時間を観光&移動に割ける時間と考える。

1日の移動距離を200kmだとすると移動に3時間、昼食に1時間で、残りの時間は3時間。

観光については多くて2箇所じっくり観光するには1箇所が限度となる。

今回時間的に厳しかったと思うのは、

松江→広島の移動250kmに出雲大社+石見銀山の観光を入れた時 と

広島→倉敷の移動240kmに宮島の厳島神社+江田島の第一術科学校+大和ミュージアム観光を入れた時

の2回。

それぞれ石見銀山の観光に2時間、第一術科学校の見学と移動に4時間取られてるのが大きい。

ゆっくり観光したい場合は、観光場所1件あたり3時間は取った方が無難そう。

 


■装備類

●衣類

都市に宿泊する、またはビジネスホテルに宿泊する場合は、コインランドリーが使えるので3泊分もあれば十分。

今回は5泊分くらい持参したので嵩張った。

バイクウエアの他、部屋着やホテル着以降の町歩き用のシャツ類が二晩分くらいあった方がよさそう。

 

●電子機器

個人持ちiPhone5とiPad Mini(Bic SIM入り)+NIKONのAW100(防水カメラ)を持参。観光用途には十分。

仕事用に会社iPhone5とVAIO Proを持参。

熱海以外はどの宿もネットワーク環境はあったので、回線に困ることは無かった。

途中で調達したものは、AW100用のバッテリー充電器とホテル用のWi-fiルータとコンセントの延長ケーブル。

バッテリー充電器は自宅に忘れたので仕方ないとして、wi-fiルータはあった方がいい。

意外とホテルの部屋内はLTE回線が入らない事が多いので、有線ネットワークだけの場合、布団に入りつつiPadで観光地やホテルの検索をする時にストレスになる。

コンセントの延長ケーブルは、宿の枕元には電源が無い事が多く、壁または机から電源を取る場合に枕元くらいまで伸ばせる方が有り難い。

今後、旅をする場合は、この2つは追加で持って行くことになるはず。

 

●バイク装備

ナビ(NV-U75)とB+COM SB4Xがかなり役に立った。

ナビのトラブルは、音楽再生が出来なくなった事と豊田でのハングくらいで、両方ともリセットで改善した。

あと結構雨に降られたのでナビの防水対策としてジップロックをかぶせて使用。RAMマウントのボールと一緒に噛ませる事でめくれ対策にもなった。

B+COMは全くトラブル無しで、毎晩充電していれば日中に充電する必要も無かった。

NV-U75とB+COMは直接Bluetooth接続できるが、NV-U75側でナビ音量の設定ができず、高速走行時は音量が小さくて聞こえない事が多いので間にB+COMのオーディオトランスミッタを入れて使用。

NV-U75はもう地図更新が出来ないので今後どうしようかな。でも、光ビーコン付けてるから渋滞情報取れるのは便利なんだよね。

あと走行中はナビをあんまり見ないけど、赤信号中とかで確認したい時にジップロックが邪魔でナビが見にくい。遮光フードかなんか付けたいな。

 

●不足に感じた装備

・走行中の写真

観光地で足を止めて写真を撮るのにはAW100でいいんだけど、走行中の分岐等で写真を取りたくなる事が結構あった。

高速や峠での景色は停車ができないので走行中に前方だけでいいから写真を撮る術が欲しい所。

次回までにはGo ProかHDR-AS100でも導入したい。ハンドル周りゴチャっとしちゃうかもしれないけど。

・走行軌跡

あと走行した道路を毎晩地図にマーカーで塗っていったんだけど、ナビの走行軌跡が到着したら消えてるんだよね。

GPSログを取らない設定にしてたからそのせいなのかな。

iPhoneでのGPSログアプリはバッテリ食いそうだし、GPSログ専用機を調達してもいいのかも。

 


■総括

宿泊数12泊、全走行距離2500km弱と自分の旅行としては日数、距離共に最長。

バイクも全く問題無く全行程を快走してくれた。

懸念していたVMAXのタンク容量は、最長給油感覚159kmで10.28lとやはり100km走った次のGSでの給油を心がけた方がよさそう。

燃費は16km/lと高速&峠中心の走行としてはまずまず。

神社では御札、お守りにお金遣いすぎた。たぶん総額で5,6万使ったかも。

ホテルは平日は当日昼間での予約でなんとかなる。金曜晩は木曜昼までに予約した方がいい。

旅館はピンキリ。ホコリが多いところだと喉をやられるかも。

温泉、露天よりも大浴場があるかどうかの方が重要。部屋風呂ではお湯張りが面倒だし疲れが取れない。

食事はWebで調べるよりも、ホテルのフロントに聞く様にしてからは質はかなり改善。これは次回も継続。

 

やはり自分が雨男なのを実感。

ホントは、11/8(土)からの予定だったが11/8,9と雨だったので11/10の出発に変更。

11/11も雨で浜松連泊したのと、舞鶴→松江間、倉敷→高松間で降られた。11月ってこんなに雨降ったっけ?

 

反省点は数々あれど、全行程非常に満足できた旅でした。

次に行くとしたら四国か九州かを初夏に回りたい所です。

11/22 熱海→東京

今日で最終日。7時に起床。天気も快晴。

予定では秘宝館→横須賀で昼飯→東京自宅って感じ。

ナビ設定やパッキング等をして秘宝館が開店する9時半目指して9時にチェックアウト。

道に迷いつつ10時前に秘宝館へ到着。とてもくだらなくてよかった。1700円もするけど、結構人入ってるのね。

 

11時過ぎに熱海を出て横須賀方面へ。

熱海海岸道→真鶴道→西湘バイパス→小田原厚木道→東名→横横道と乗り継ぎ、横須賀へ到着したのは12時半頃。

入ろうと思ってたお店は結構な行列が出来ていたのでスルー。

ココイチが目に入ったので、寄ろうとしたら外人が列を作っていたのでこれもスルー。

ココイチ隣のラーメン屋は誰も居なかったので入った。まあ普通。

 

飯食って帰る。

横横道→首都高湾岸線→1号羽田線→5号池袋線と乗り換えて15時頃に帰宅。

終わってみるとホントに行ったのかなって感じになる不思議。

こんな機会そうそう無いのでとても楽しかった。